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花火と供養

お盆

七月も半ば近くになってくると「夏が来た」という感覚がありますね。皆さんは夏といえば何を思い浮かべますか?葬儀関連でお話しするとお盆が思い浮かびますが、日本の夏といえば「花火」ではないでしょうか。夏の夜空を彩る風物詩ですが、なぜ夏に開催されるのか不思議に思ったことはありませんか。実は、花火には供養の意味が込められている場合があります。
今回の記事では、花火と供養について詳しくご紹介致します。

お盆と花火の関係

隅田川

冒頭で葬儀関連でお話しするとお盆が思い浮かぶとお伝えしましたが、簡潔にお盆についてお伝えすると、お盆は亡くなった家族や先祖の霊魂が浄土から現世へ戻ってくる期間のことを指しています。お盆の語源はサンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバンナ」という言葉です。

一方の花火大会のルーツですが、日本で初めての花火大会は江戸時代・享保18年(1733年)に始まった「両国川開き花火」(現:隅田川花火大会)だという説が諸説ある中で最も有力なようです。
法要で線香をあげたりお経を唱えたりするのは、故人を供養するためです。遺族が供養すればするほど、故人の死後の世界での地位が上がり再びよい人間に生まれ変われることになるとされています。当HP内でもご紹介している通り、仏教には様々な宗派があるため、故人のために供養をするのではなく生きている人間が仏様の縁を授かるために供養をするという考え方を持っている宗派もありますが、どちらにしろ供養は重要な意味を持っていると考えられるでしょう。供養花火は名前の通り、供養のために行う花火のことを指しています。夏祭りの一環として行われる規模が小さな花火から何万人も訪れる大きな花火大会まで、災害や戦争で亡くなった人の霊を慰めることをきっかけに始まった花火大会は日本全国に沢山存在しています。

例えば、先にもお伝えした日本最古の花火大会と言われる隅田川花火大会は元々、江戸時代には川開きとして行われていました。川開きが開かれるようになったのは、約300年前の1733年、前年に日本は大飢饉に襲われ100万人近い人が亡くなっていました。当時の将軍・徳川吉宗は慰霊と悪病を鎮めるため、施飢餓のために祭りを行い花火を打ち上げさせました。また、お盆前後に開催される花火大会が多いのはお盆に先祖供養する「精霊火」の風習と花火をつなげたことも一因とされています。

供養と火の関係

迎え火

お盆は迎え火を焚くことから始まります。迎え火とは、お盆のはじまりに門の前や玄関のそばに火を灯した燈明や提灯を置き死者を迎え入れる儀式のことで、お盆の期間中は提灯の灯りを絶やさず、お盆が終わるときにも火を焚きます。お盆が終わるときに火を灯す理由はあの世に帰るときの道しるべにするためで、迎え火同様に重要な習しです。花火大会がお盆の時期や夏に多いのは、火を使った行事が死者の目印や供養になるからだと考えられるでしょう。花火大会以外にも火を使った行事は沢山あり、いずれも死者との絆を深める重要な役割があります。例えば、京都の「大文字焼」は迎え火と送り火両方の役割に加え、死者に対する鎮魂の意味も込められている行事です。長崎でもお盆の時期に色とりどりの灯篭を流す「精霊流し」を行って死者の霊を慰めています。

たとえ花火大会の名前に供養の文字が入っていなかったとしても、死者の供養のために行われている花火大会は全国に多く存在します。越後三大花火の一つとして名高い「長岡まつり」で開催される花火大会も、昭和20年の長岡空襲で亡くなった多くの人々の霊を慰めるために始まりました。死者を悼み、空襲が始まった8月1日午後10時30分から花火を打ち上げ始め、市内の寺院では鎮魂のための鐘を鳴らします。長岡花火で打ち上げられる「白菊」は、第二次世界大戦の長岡空襲で亡くなった方の慰霊、また未来永劫の平和を願っての花火です。また、宮城県の石巻市でも例年8月1日頃に開催されている「石巻川開き祭り」は、仙台の治水工事にたずさわった川村孫兵衛の偉業をたたえ、水難事故で亡くなった人の霊を慰めることを目的に始まった祭りです。石巻市は各地で起きた地震の津波被害を多く受けてきた歴史があることから、鎮魂の意味合いを込めて祭りの初日の夜に供養花火を打ち上げています。

まとめ

手持ち花火

お盆に火を使った行事が多いことを考えると、夏に花火大会が多い理由はお盆に帰ってくる先祖の霊を迎えたり送ったりするためだと考えられます。実際に日本全国で行われている花火大会には、災害や戦争で失われた命に対する鎮魂の意味が込められている場合も多く慰霊祭としての役割を持っている場合もあります。
先祖の霊を迎えたり送ったり、慰霊の意味があるからといって特別しんみりする必要はありませんが、意味を知った上で参加すると心持が少し変わってくるのではないでしょうか。花火大会に出かける際にはぜひ、平和な世界に感謝し心の中で先祖に祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。

また、近年の状況下では花火大会も中止であったり参加が難しい場合が続くかと思われます。花火大会だけでなく、手持ち花火でも先祖を偲ぶことは出来ますから、今年の夏のおうち時間には手持ち花火で夏を満喫しつつ、先祖の方々に想いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。

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隅田川

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例えば、先にもお伝えした日本最古の花火大会と言われる隅田川花火大会は元々、江戸時代には川開きとして行われていました。川開きが開かれるようになったのは、約300年前の1733年、前年に日本は大飢饉に襲われ100万人近い人が亡くなっていました。当時の将軍・徳川吉宗は慰霊と悪病を鎮めるため、施飢餓のために祭りを行い花火を打ち上げさせました。また、お盆前後に開催される花火大会が多いのはお盆に先祖供養する「精霊火」の風習と花火をつなげたことも一因とされています。

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迎え火

お盆は迎え火を焚くことから始まります。迎え火とは、お盆のはじまりに門の前や玄関のそばに火を灯した燈明や提灯を置き死者を迎え入れる儀式のことで、お盆の期間中は提灯の灯りを絶やさず、お盆が終わるときにも火を焚きます。お盆が終わるときに火を灯す理由はあの世に帰るときの道しるべにするためで、迎え火同様に重要な習しです。花火大会がお盆の時期や夏に多いのは、火を使った行事が死者の目印や供養になるからだと考えられるでしょう。花火大会以外にも火を使った行事は沢山あり、いずれも死者との絆を深める重要な役割があります。例えば、京都の「大文字焼」は迎え火と送り火両方の役割に加え、死者に対する鎮魂の意味も込められている行事です。長崎でもお盆の時期に色とりどりの灯篭を流す「精霊流し」を行って死者の霊を慰めています。

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まとめ

手持ち花火

お盆に火を使った行事が多いことを考えると、夏に花火大会が多い理由はお盆に帰ってくる先祖の霊を迎えたり送ったりするためだと考えられます。実際に日本全国で行われている花火大会には、災害や戦争で失われた命に対する鎮魂の意味が込められている場合も多く慰霊祭としての役割を持っている場合もあります。
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また、近年の状況下では花火大会も中止であったり参加が難しい場合が続くかと思われます。花火大会だけでなく、手持ち花火でも先祖を偲ぶことは出来ますから、今年の夏のおうち時間には手持ち花火で夏を満喫しつつ、先祖の方々に想いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。

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